毎日、仕事に家事に育児に、本当にお疲れ様です。
子どもの寝顔に癒されながらも、ふと、自分の将来を考えて、言いようのない不安に襲われる夜はありませんか?
そんなあなたの前に、素敵な男性が現れた。
しかも、彼もあなたと同じ、バツイチで子持ち。
「同じ境遇だから、きっと私の辛さも、子育ての大変さも、わかってくれるはず…!」
そんな期待に胸が膨らむ一方で、次から次へと、新たな不安が押し寄せてくる。
「もし、彼の子どもに『あなたなんかいらない』って言われたら、どうしよう…」
「元奥さんとは、今も連絡を取っているのかな?養育費の支払いとか、面会とか、どうなってるんだろう…」
「私の子どもと、彼の子ども。もし一緒に暮らすことになったら、ちゃんと『きょうだい』になれるのかな…」
「私は、彼の子どもを、自分の子と同じように、心から愛せるんだろうか…」
わかります。痛いほど、その気持ちがわかります。
期待と不安がジェットコースターのように押し寄せて、一歩踏み出すのが怖くなってしまいますよね。
はじめまして!
このブログを運営している、つむぎと申します。
現在38歳。
歯科衛生士としてパートで働きながら、3年前に再婚した夫と、3人の子どもたちと暮らしています。
実は、何を隠そう、私も2人の子を育てるシングルマザーで、再婚した夫も、娘さんを一人で育てるシングルファーザーでした。
まさに、あなたと同じ悩みのど真ん中で、もがき苦しんだ経験者です。
だからこそ、断言できます。
その不安は、正しい知識と、ほんの少しの「覚悟」で、必ず乗り越えられます。
そして、その先には、あなたが想像する何倍も温かくて、かけがえのない幸せが待っています。
この記事では、5年間のシングルマザー生活を経て、同じ境遇のパートナーと「ステップファミリー(子連れ再婚家庭)」を築いた私が、新しい恋に踏み出す前に決めた『5つの覚悟』について、リアルな体験談を交えながら、余すところなくお話しします。
さらに、どんな男性となら幸せになれるのか、付き合う前に見極めるべきポイントも、具体的にお伝えしますね。
読み終える頃には、あなたの目の前にある不安の霧が晴れ、「私にも、新しい家族を築けるかもしれない!」という確かな希望の光が見えているはずです。
さあ、一緒に、未来への扉を開く準備を始めましょう!
【私の体験談】バツイチ子持ちが『同じ境遇の男性』と付き合うために。私が決めた5つの覚悟

「同じ境遇だから、楽だよね」
もしかしたら、周りからそんな風に言われることがあるかもしれません。
確かに、お互いの大変さを理解し合えるという、大きなメリットはあります。
でも、現実は、決してそれだけではありません。
二つの家族が一つになるということは、喜びが2倍になるのと同時に、乗り越えるべき課題も2倍になるということ。
だからこそ、幸せになるためには、揺るぎない「覚悟」が必要です。
ここでは、私が今の夫とお付き合いを決め、新しい家族の形を築くまでに、自分自身と固く交わした「5つの約束(覚悟)」について、具体的にお話しさせてくださいね。
覚悟①「私は幸せになるプロ」だと決める覚悟
まず、何よりも大切な大前提からお話しします。
それは、「私(ママ)が、私(ママ)を、幸せにするプロフェッショナルになる」と決めることです。
「相手の子どものことも考えなきゃ…」「元奥さんとの関係も…」と、考えるべきことが山積みなのは、重々承知です。
でも、その前に、まずあなたの心の土台が、グラグラしていたらどうなるでしょう?
これから訪れるかもしれない、様々な波に、あっという間に飲み込まれてしまいます。
シングルマザーだった頃の私、鏡を見るのが嫌いでした。
そこに映るのは、いつも時間に追われ、疲れ果て、眉間にシワを寄せた、自分のことなど構っていられない「お母さん」という生き物。
自分の好きな服より、子どもの服。
自分の食べたいものより、子どもの好きなもの。
それが当たり前で、それが母親の務めだと信じていました。
でもある時、気づいたんです。
ママの心が満たされていないと、その家の『幸福度』の総量は、絶対に上がらないんだって。
飛行機の酸素マスクの話は有名ですよね。
まず大人が装着しないと、子どもを助けることはできない。
それと同じです。
あなたがまず、自分自身を「幸せ」という酸素で満たしてあげること。
それが、あなたの子どもはもちろん、これから家族になるかもしれない、彼と、彼の子どもを幸せにするための、最初の、そして最も重要なステップなんです。
今の夫と出会った頃、私は意図的に「自分を甘やかす時間」を作るようにしました。
月に一度、子どもを預けて、一人で映画を観に行く。
週に一度、コンビニで一番高いスイーツを買って、子どもが寝た後にこっそり食べる。
どんな小さなことでもいいんです。
「私、お疲れ様。よく頑張ってるね」って、自分自身を褒めて、ご褒美をあげる。
そうやって、自分のご機嫌を自分でとれるようになると、心に余裕が生まれます。
その余裕こそが、これから向き合う複雑な問題に対して、冷静に、そして優しく対処するための、最強の武器になるんです。
「誰かに幸せにしてもらおう」ではありません。
「私が、私と、みんなを幸せにするんだ!」
そんな、しなやかで強い覚悟を、まず最初に、あなたの胸に宿してください。
覚悟②「二つの家族の子どもたち」全員の心と向き合う覚悟
私たちバツイチ子持ち同士の恋愛において、最大のテーマであり、最大の祝福でもあるのが「子どもたち」の存在です。
あなたの子ども、そして、彼の子ども。
その両方の心に、私たちは真正面から向き合わなくてはなりません。
子どもたちは、大人が思う以上に敏感で、賢い。
大好きなママ(パパ)に恋人ができたことへの、喜び、戸惑い、嫉妬、不安…。
様々な感情が、小さな胸の中で渦巻いています。
特に、「新しい大人」や「知らない子ども」が自分たちの生活に入ってくることに対しては、強い警戒心を持つのが当たり前です。
私の場合は、彼(今の夫)には、当時小学2年生の娘さんがいました。
初めて5人(私と私の子ども二人、そして彼の娘さん)で会った日のことを、今でも鮮明に覚えています。
私の息子と娘は、新しいお友達ができたとはしゃいでいましたが、彼の娘さんは、ずっとパパの後ろに隠れて、一言も話してくれませんでした。
焦りました。
「嫌われちゃったかな…」「私、何か悪いことしたかな…」
でも、夫はそんな私に「大丈夫。あの子の人見知りは、僕が一番よくわかってるから。焦らないで、時間をかけよう」と言ってくれました。
その言葉に、どれだけ救われたかわかりません。
私たちが徹底したのは、「絶対に、子どもたちを焦らせない、比べない、無理強いしない」ということ。
「〇〇ちゃん(彼の娘)みたいに、お片付けしなさい!」とか、
「もうお兄ちゃんなんだから、我慢しなさい!」とか、
そういう言葉は、絶対に言わないと二人で誓いました。
それぞれの家庭で育ってきた、文化もルールも違う子どもたちです。
すぐに「きょうだい」になんてなれるわけがない。
まずは、たまに一緒に遊ぶ「楽しいお友達」くらいの距離感から、ゆっくり、ゆっくり、氷を溶かすように関係を築いていきました。
衝突も、もちろんありました。
おもちゃの取り合い、ささいな言葉でのすれ違い。
その度に、私たちはそれぞれの自分の子どもと、まず一対一で向き合いました。
「何が嫌だった?」「どうしてほしかった?」
そして、子どもたちの気持ちを代弁しながら、お互いの気持ちを伝えていく。
それは、本当に根気のいる、途方もない作業のように思えるかもしれません。
でも、このプロセスから逃げない覚悟こそが、血の繋がりを超えた、本物の「家族の絆」を育む、唯一の方法なんです。
ちなみに、ステップファミリーが抱える課題や支援については、公的な機関も情報提供を行っています。
参考:ステップファミリー応援冊子(枚方市)
一人で抱え込まず、様々な情報を頼ることも大切ですよ。
覚悟③ 彼の『元家族』の存在も丸ごと受け入れる覚悟
さて、ここが、バツイチ子持ち男性と付き合う上で、多くの女性が最も心を悩ませる部分ではないでしょうか。
そう、彼の「元家族」…つまり、元奥さんとのお付き合いです。
綺麗事抜きで、はっきり言います。
嫉妬します。不安になります。モヤモヤします。
当たり前です!
彼と元奥さんの間には、あなたとの間にはない、「子どもを共に産み育てた」という、絶対に消えない過去と絆があるのですから。
「今でも、連絡を取り合ってるのかな…」
「子どものことを口実に、会ったりしてるんじゃないか…」
私も、付き合い始めた頃は、そんな黒い感情に飲み込まれそうになる夜が、何度もありました。
でも、ある時、夫に言われた言葉で、ハッと目が覚めたんです。
「つむぎちゃんが不安になる気持ちは、すごくわかる。ごめんね。でも、僕にとって彼女は、もう恋愛感情のある女性じゃない。でも、娘にとっては、世界でたった一人の『お母さん』なんだ。その関係だけは、僕が尊重して、守ってあげなきゃいけないんだ」
その通りでした。
私が嫉妬心から、彼と元奥さんの関係を断ち切らせようとすることは、結果的に、彼の子どもから「お母さん」との繋がりを奪ってしまうことになりかねない。
それは、同じ子持ちの母として、絶対にしてはいけないことだ、と。
そこで、私が決めた覚悟は、これです。
「彼の元奥さんは、私の恋敵ではない。彼の子どもの『母親』という役割を担う、私の『子育てのパートナー』である」
そう考え方を変えたら、心がスッと軽くなりました。
もちろん、直接会って仲良くする必要はありません。
ただ、その存在を認め、リスペクトする。
そして、養育費や面会交流については、絶対に曖昧にせず、彼とオープンに話し合うこと。
「養育費は、子どもの権利。ちゃんと払い続けてあげてね」
「面会の日、娘さんが寂しい思いをしないように、私も協力するね」
そうやって、私が彼の元家族との関係を肯定することで、彼は、私に対して、絶大な信頼を寄せてくれるようになりました。
彼の過去を否定するのではなく、その過去があったからこそ、今の優しい彼がいるんだ、と丸ごと受け入れる。
その大きな器こそが、彼にとって、あなたを「生涯のパートナー」だと確信させる、最大の魅力になるんです。
覚悟④「お金」と「時間」の問題から逃げない覚悟
愛だけでは、生きていけない。
特に、子どもを育てる私たちにとっては、これは無視できない現実です。
バツイチ子持ち男性と付き合う上で、避けては通れないのが、「お金」と「時間」の、極めて現実的な問題です。
【お金の問題】
彼は、元奥さんに養育費を支払っているかもしれません。
そうなると、当然、あなたたちとの新しい生活に使えるお金は、その分、少なくなります。
「彼の収入はいくらで、養育費はいくら払っていて、残りで、私たちと子どもたちが、どんな生活ができるのか」
こんな生々しい話を、恋愛中にするのは、気が引けるかもしれません。
でも、ここを曖昧にしたまま関係を進めるのは、絶対にダメです!
将来、必ず「こんなはずじゃなかった」という歪みを生みます。
私も、夫と再婚を決める前に、二人で家計簿アプリを見ながら、とことん話し合いました。
お互いの収入、貯金、支出、そして彼が支払っている養育費。
全てをオープンにした上で、「この収入で、5人家族として、どんな暮らしができるか」をシミュレーションしたんです。
それは、ロマンチックな会話とは程遠い、まるで経営会議のような時間でした(笑)
でも、その時間があったからこそ、私たちは、経済的な不安なく、新しい生活をスタートさせることができたんです。
【時間の問題】
彼には、子どもとの面会交流の日があるかもしれません。
その日は、あなたやあなたの子どもたちと過ごすことはできません。
また、子どもたちの学校行事や習い事も、単純に2倍になります。
二人きりで、ゆっくりデートする時間なんて、最初のうちは、ほとんど取れないかもしれない。
その現実を受け入れ、「限られた時間の中で、どうやって家族としての絆を深めていくか」を、二人で工夫していく覚悟が必要です。
お金と時間の話は、愛を試すリトマス試験紙のようなもの。
この現実的な問題から逃げずに、一緒に解決策を探してくれる男性かどうか。
そこを、しっかりと見極めてください。
覚悟⑤「普通」の家族になろうとしない覚悟
最後の覚悟は、少し意外に聞こえるかもしれません。
それは、「『普通』の家族になろうと、頑張りすぎない」という覚悟です。
世間でイメージされる「普通」の家族。
血の繋がった両親と子どもたちがいて、いつも笑顔で、仲良く食卓を囲んでいる…。
私たちは、つい、その理想の形に、自分たちを当てはめようとしてしまいます。
「早く、本当の親子みたいにならなきゃ」
「みんなに、仲良し家族だって思われなきゃ」
でも、その「〜ねばならない」というプレッシャーが、あなた自身と、子どもたちを、苦しめる原因になるんです。
私たちステップファミリーは、「普通」とは、ちょっと違う形かもしれません。
でも、それでいいんです!
血が繋がっていなくてもいい。
毎日一緒にいられなくてもいい。
子どもたちが、彼のことを「パパ」と呼ばなくてもいい。(ちなみに、うちの子どもたちは、今も夫を下の名前で呼んでいますし、夫の娘さんも、私のことを「つむぎさん」と呼びます)
大切なのは、世間の「普通」のモノサシに合わせることではなく、「私たちだけの、オリジナルの幸せの形」を、みんなで見つけていくこと。
焦らず、比べず、一人一人の気持ちを尊重しながら、ジグソーパズルを組み合わせるように、ゆっくりと、私たちの家族の絵を完成させていけばいい。
そう覚悟を決めた時、私は、継母(ままはは)になることへの、重いプレッシャーから解放されました。
「完璧な母親」にならなくていい。
ただ、子どもたちの人生の、一番の応援団でいよう。
そう思えるようになったんです。
あなたたちらしい、世界でたった一つの、温かい家族の形を、ぜひ、創り上げていってください。
バツイチ子持ちの私が「この人だ!」と思えた男性の特徴と、彼が持つべき『3つの覚悟』

さて、ここまで、私たちが持つべき「5つの覚悟」について、お話ししてきました。
心の準備は、整いましたか?
では、いよいよ実践編です。
同じバツイチ子持ちという境遇の男性の中から、「この人となら、複雑な問題を乗り越えていける!」と、あなたが確信できるのは、一体どんな人なのでしょうか?
ここでは、私が今の夫を選んだ決め手となった、彼の「覚悟」を見極めるための、3つの超重要ポイントをお伝えします!
①「あなたの子ども」と「自分の子ども」を天秤にかけない覚悟
これが、一番大切かもしれません。
彼が、あなたの子どもと、自分の子どもを、分け隔てなく、平等に愛そうと努力してくれる人物かどうか。
もちろん、人間ですから、実の子の方が可愛いと感じてしまう瞬間はあるかもしれません。
でも、その感情を、態度や行動に出さずに、常に「公平であろう」と努力し続ける誠実さがあるかどうかが、問われます。
見極めるべきは、具体的な行動です。
- おもちゃやお菓子を買う時、必ず両方の子どもの分を用意してくれるか。
- 叱る時、どちらか一方をかばったりせず、同じ基準で、公平に叱ってくれるか。
- 会話の中で、自分の子どもの自慢ばかりせず、あなたの子どもの良いところも、同じように見つけて褒めてくれるか。
今の夫が、私の心を掴んだ、忘れられない出来事があります。
まだ付き合って間もない頃、みんなで公園に遊びに行った時のこと。
私の息子が、遊具から落ちて、膝を派手にすりむいて、大泣きしてしまいました。
その時、彼は、自分の娘さんをその場にいた友人に一瞬預け、泣きじゃくる私の息子を、誰よりも早く抱きかかえて、水道まで走ってくれたんです。
そして、優しく傷を洗いながら、こう言いました。
「痛かったな。でも、すごく勇敢だったぞ。男の子は、これくらいじゃ泣かないんだ。な?」
その姿を見た時、涙が出ました。
この人は、私の子どもを「他人事」ではなく、「自分のこと」として、必死で守ろうとしてくれている。
この人になら、私の子どもたちの「もう一人の父親」を、安心して任せられる、と。
子どもたちは、大人が自分たちを公平に見ているか、敏感に感じ取ります。
その信頼を築こうと、必死で努力してくれる男性かどうかを、しっかりとその目で見極めてください。
②「元奥さん」との関係性を、誠実に話してくれる覚悟
先ほども触れましたが、「元奥さん」の存在は、避けては通れないテーマです。
ここで見極めるべきは、彼がその関係性について、あなたに嘘や隠し事をせず、誠実に話してくれるかどうか。
チェックすべきは、以下の2点です。
1. 元奥さんの悪口を、絶対に言わないか
「あいつは、ひどい女で…」などと、元奥さんの悪口ばかりを言う男性は、要注意です。
たとえ、離婚の原因が相手にあったとしても、自分の子どもを産んでくれた女性を、そのように罵る人は、人としての品格が疑われます。
それは、いつか、あなたの悪口を誰かに言う姿と、重なるかもしれません。
本当に誠実な人は、「自分にも至らない点があった」と、自分の非を認めることができるものです。
2. 養育費や面会交流について、オープンに話してくれるか
あなたが聞いても、「まあ、そのへんは、ちゃんとやってるから」などと、話を濁したり、面倒くさそうな顔をしたりする男性は、信頼できません。
それは、あなたを「部外者」だと思っている証拠です。
本当にあなたを将来のパートナーだと考えているなら、彼は、今後の二人の生活に関わる重要な情報として、養育費の金額や、面会の頻度などを、正直に、具体的に話してくれるはずです。
その誠実な姿勢こそが、あなたの不安を取り除き、信頼関係を築くための、何よりの土台となるのです。
③「新しい家族」の経済的責任を背負う覚悟
バツイチ子持ち男性は、多くの場合、養育費という、過去の家族に対する経済的責任を負っています。
その上で、さらに、あなたとあなたの子どもたちとの「新しい家族」の生活も支えていこうとしている。
それは、並大抵の覚悟でできることではありません。
彼に、その二重の経済的責任を、きちんと背負う覚悟と計画性があるかどうか。
ここは、愛情だけでは測れない、シビアな見極めが必要です。
見極めるポイントは、彼の「口癖」です。
「なんとかなるよ」が口癖の男性より、「そのためには、どうすればいいか考えよう」と言ってくれる男性を選びましょう。
楽観的なのも素敵ですが、家族の生活を守るためには、現実的な計画性が不可欠です。
彼が、自分の仕事に誇りを持ち、将来のキャリアプランについて、真剣に考えているか。
無駄な浪費をせず、将来のために、少しでも貯蓄をしようと努力しているか。
お金の話をすると、「愛より金か」などと拗ねるのではなく、「二人の未来のための、大切な話だね」と、真摯に向き合ってくれるか。
彼の経済力そのものよりも、お金に対する誠実な向き合い方と、家族を背負うという責任感。
そこが、あなたと子どもたちの未来を、安心して託せるかどうかの、大きな分かれ道になります。
まとめ:バツイチ子持ち同士が付き合うということ。それは「奇跡の船」で、新しい海へ漕ぎ出す覚悟

ここまで、本当に長い道のりでしたね。
たくさんの「覚悟」について、お話ししてきました。
もしかしたら、「やっぱり、私には無理かもしれない…」と、少し怖くなってしまったかもしれません。
でも、最後に、これだけは伝えさせてください。
私たちバツイチ子持ち同士が出会い、恋に落ち、新しい家族になろうとすることは、私は「奇跡」だと思っています。
一度、結婚という船が壊れ、それぞれが、傷だらけの子どもたちを抱えたまま、小さな救命ボートで、必死に荒波を漂っていた。
そんな二人が、広い海の真ん中で、巡り会う。
そして、「もう一度、信じてみよう」と、お互いのボートを繋ぎ合わせ、足りない部品を補い合い、「ステップファミリー」という、世界でたった一つの、新しい船を、一緒に作り上げていく。
それは、なんて尊くて、勇敢な冒険なのでしょう。
その船出には、たくさんの覚悟が必要です。
でも、それは、悲壮なものではありません。
自分と、子どもたちと、そして愛する彼と彼の子どもの未来を、「本気で、絶対に、今度こそ、幸せにするんだ!」と誓う、強くて、優しくて、希望に満ちた決意なんです。
あなたは、もう一人じゃありません。
傷ついた過去があるからこそ、人の痛みがわかる。
守るべきものがあるからこそ、どこまでも強くなれる。
そんな、最高の武器を、あなたはすでに持っているんですから。
どうか、目の前の不安に、心を曇らせないでください。
その不安の先には、血の繋がりを超えた、かけがえのない絆で結ばれた、温かくて、賑やかで、愛おしい未来が、必ず待っています。
さあ、勇気を出して、その奇跡の船に、乗り込んでみませんか?
心から、あなたの新しい船出を、応援しています。