毎日、育児に仕事に、本当にお疲れ様です。
はじめまして、つむぎと申します。
ふと鏡に映る自分を見て、「私、ちゃんと母親できてるかな…」なんて不安になったり。
夜、子どもたちの寝顔を見ながら、「この子たちを絶対に幸せにしなきゃ」って、自分を奮い立たせたり。
でも、心のどこかで、ふと我に返る瞬間、ありませんか?
「私の人生、このままなのかな…」
「もう一度、誰かに愛されたいなんて、贅沢なのかな…」
そんな風に、自分の幸せを後回しにして、諦めかけていませんか?
5年前の私、33歳のつむぎも、まったく同じでした。
朝から晩まで正社員として働き、帰ったら嵐のような家事と育児。
自分のことはすべて後回しで、心も身体もカラカラでした。
でも、今、私は最高のパートナーと再婚し、3人の子どもたちと5人家族の賑やかな毎日の中で、心から「幸せだなぁ」と感じています。
この記事では、かつての私と同じように、一歩を踏み出すことをためらっているあなたへ。
私がどうやって不安を乗り越え、最高の彼氏と出会い、バツイチ子持ちでの幸せな結婚を掴むことができたのか。
そのための「3つの鍵」を、私の実体験を交えながら、すべてお話ししますね。
これは、特別な誰かの物語ではありません。
あなたにも起こりうる、未来の物語です。
この記事を読み終える頃には、きっとあなたも「私にもできるかも!」と、未来への扉を開ける勇気が湧いてくるはずですよ。
【鍵1】「どうせ私なんて」を卒業!バツイチ子持ちの私が、幸せな結婚を引き寄せた自分改革

まず最初にお伝えしたいのは、素敵な彼氏を見つけるための「恋愛テクニック」ではありません。
一番、本当に一番大切だったのは、未来の彼と出会う前の「準備」でした。
シングルマザーになって5年。
歯科衛生士として正社員で働き、家事と育児に追われる毎日。
朝は誰よりも早く起きて、夜は誰よりも遅く寝る。
そんな生活の中で、心も見た目もボロボロだった私…。
「どうせ私なんて、バツイチだし、子持ちだし…」
それが、私の口癖でした。
そんな私が、どうやって自分を取り戻し、「私は絶対に幸せになる!」と覚悟を決められたのか。
この章では、幸せな結婚、そして最高の彼氏と出会うための、すべての土台となった「自分改革」についてお話ししますね。
「お母さん」の私と「一人の女性」の私。心のバランスをどうやって取り戻した?
シングルマザーの毎日って、本当に「母親」である時間が100%を占めてしまいませんか?
仕事中も、頭の片隅には「今日の晩ごはん、どうしよう」「学童のお迎え、間に合うかな」。
家に帰れば、休む暇もなく「ママ、お腹すいたー!」「ママ、これ見てー!」。
嬉しい悲鳴だけど、正直、自分の時間なんて1秒もない。
美容院に行く時間も、新しい服を買いに行くお金も、すべて子どものために使うのが当たり前になっていました。
でもある日、ふとショーウィンドウに映った自分の姿を見て、愕然としたんです。
髪はボサボサ、服はヨレヨレ、表情は疲れ切っていて…。
「私、いつからこんなに“おばさん”になっちゃったんだろう…」
涙がこぼれそうになりました。
子どもたちの母親であることは、私の誇り。
でも、それと同時に、私は「つむぎ」という一人の女性でもあるんだ。
その当たり前のことに、その時初めて気づいたんです。
そこから私が始めたのは、「母親」のスイッチを意識的にオフにする時間を作ることでした。
- 子どもが寝た後の30分だけは「私の時間」と決める。
(スマホをいじるだけじゃなく、好きな香りのハーブティーを飲んだり、恋愛小説を読んだり…心がキュンとすることを意識的に!) - 週に1回、デパコスのカウンターで新作コスメを眺める。
(買えなくてもOK!キラキラした空間に身を置くだけで、女性としての意識が蘇ってきます。) - 通勤時間は、母親ソングではなく、昔好きだったアーティストの曲を聴く。
(独身時代や、恋をしていた頃の気持ちを思い出させてくれます。)
ほんの些細なことですが、これを続けるうちに、「母親じゃない私」を少しずつ取り戻せるようになっていきました。
「私、疲れてるな」と感じたら、ぜひ一つでも試してみてくださいね。
「母親」としての自分を大切にしながら、「一人の女性」としての自分も諦めない。
このバランスが取れるようになった時、私の心に少しずつ余裕が生まれ、表情も明るくなっていったのを覚えています。
もう恋で傷つきたくない…私が作った「理想のパートナーリスト」が奇跡を起こした話
自分を少しだけ取り戻せた頃、次に私を襲ったのは「恋愛への恐怖」でした。
「また傷つきたくない」
「子どもたちを悲しませるわけにはいかない」
そう思うと、新しい恋に踏み出すのが、ものすごく怖かったんです。
そんな時、友人に勧められて半信半疑でやってみたのが、「理想のパートナーリスト」を作ることでした。
「神様へのオーダーシートだと思って、遠慮せず、具体的に書くのがコツだよ!」
そう言われて、夜な夜なノートに書き出したんです。
最初は「優しい人」「誠実な人」くらいしか思い浮かばなかったのですが、書いているうちにどんどん楽しくなってきて(笑)。
「子どもたちの話を、うんうんって笑顔で聞いてくれる人」
「私が仕事で疲れて帰ってきた時、『お疲れ様』って頭を撫でてくれる人」
「金銭感覚が似ていて、将来の話がちゃんとできる人」
「私が『つむぎちゃん』って呼ばれたいから、そう呼んでくれる人」
…などなど、最終的には50個くらいのリストになっていました。
✔︎ 私の子どもたちを、自分の子どものように可愛がってくれる人
✔︎ 煙草を吸わない人
✔︎ 食べ物の好みが合う人(特に、お寿司が好きだと嬉しいな♪)
✔︎ 私が一人で頑張りすぎないように、上手に甘えさせてくれる人
✔︎ 「ありがとう」と「ごめんね」をちゃんと言える人
今思えば、このリスト作りは、単なるお願い事ではありませんでした。
自分が「どんなパートナーシップを望んでいるのか」
「どんなことで幸せを感じるのか」
それを深く知るための、自分自身との対話だったんです。
そして、不思議なことに、このリストを作ってから半年後に出会った今の夫は、このリストの9割以上に当てはまる人でした。
初めて会った時、彼が子どもの話をする時の優しい目に、リストに書いた光景が重なって見えたのを、今でも鮮明に覚えています。
これは魔法でもなんでもなく、「自分にとって本当に大切な人」を見抜くための“ものさし”が、私の中にできていたからなんだと思います。
毎日たった5分でOK!私が自分を好きになるために続けた小さな習慣
自分を大切にする時間を作り、自分の望みを明確にする。
最後の仕上げは、「自分に自信を持つこと」でした。
でも、長年の「どうせ私なんて」癖は、そう簡単には治りません。
そこで私が始めたのが、どんなに疲れていても続けられる、ハードルの低ーい自分磨きでした。
高価なエステやジムなんて必要ありません。
大切なのは、「自分のために、何かをしてあげている」という実感を持つことでした。
- お風呂上がりに5分だけストレッチをする。
「今日も一日、お疲れ様、私の身体」って、自分を労わる時間です。 - 寝る前に、一番お気に入りのハンドクリームを丁寧に塗る。
家事で荒れがちな自分の手を、優しくマッサージしてあげるんです。良い香りに包まれて、幸せな気持ちで眠りにつけます。 - 週に一度、いつもよりちょっと良いフェイスパックをする。
子どもたちには内緒の、ママだけの秘密のご褒美です(笑)。 - 出かける前に、鏡の中の自分に「いってきます!今日も可愛いよ!」って言う。
最初は恥ずかしいけど、続けていると本当にそんな気がしてくるから不思議です!
こんな小さなことの積み重ねが、「私、結構イケてるかも?」という、ささやかな自信を育ててくれました。
そして、その自信は、表情を、姿勢を、そして纏う雰囲気を、確実に変えてくれます。
幸せな結婚をしている人は、みんなキラキラして見えませんか?
あれは、きっと誰かに幸せにしてもらったからじゃなく、自分で自分を幸せにする方法を知っているからなんだと、今の私は思います。
さあ、鍵1はここまでです。
少し長くなりましたが、これが彼氏と出会う前の、最も大切な土台作りでした。
【鍵2&鍵3】最高の彼氏との出会いから結婚へ!バツイチ子持ちの私たちが「幸せ」な家族になるまで

自分を大切にできるようになって、少しだけ前向きになれた34歳の冬。
「そろそろ、新しい一歩を踏み出してみようかな」
そんな風に思えた私は、友人に勧められるがまま、マッチングアプリに登録しました。
正直、すっごく怖かったです。
でも、プロフィールに「離婚歴あり、子どもが2人います」と正直に書いた上で、勇気を出して一歩を踏み出しました。
そこで出会ったのが、今の夫です。
彼も同じバツイチ子持ちで、小学2年生(当時)の女の子を一人で育てていました。
でも、バツイチ子持ち同士の恋愛、そして結婚は、決して簡単な道のりではありませんでした。
子どものこと、お金のこと、元パートナーとのこと…。
この章では、彼氏ができてから結婚するまでに私たちが乗り越えた壁と、たくさんの「幸せ」を実感できるようになった今、大切にしていることについて、具体的にお話しします。
「ママに彼氏ができた」子どもの心を傷つけないために、私が一番大切にしたこと
彼と出会い、お付き合いが始まって、私の毎日はバラ色に…とは、残念ながらなりませんでした。
一番大きな悩みは、やはり「子どもたちのこと」です。
「いつ、子どもたちに彼のことを話そう?」
「もし、反対されたらどうしよう?」
「私の恋愛が、この子たちを傷つけてしまうんじゃないか…」
毎日、そんな不安でいっぱいでした。
彼も同じ悩みを抱えていて、私たちは何度も何度も話し合いました。
そして、二人で決めたルールがあります。
- お互いの関係が「結婚」を考えられるくらい真剣になるまで、子どもには会わせない。
- 子どもに話す時は、絶対に嘘をつかない。「ママの大切な人」だと正直に話す。
- もし子どもが嫌がったら、無理強いはしない。時間をかける覚悟を持つ。
お付き合いから半年が経ち、彼との結婚を真剣に考えるようになった頃、私は子どもたちに彼のことを話しました。
当時、小学校高学年だった息子と、低学年だった娘。
「ママにね、好きな人ができたんだ。今度、一緒に会ってみない?」
心臓が飛び出しそうなくらい緊張しました。
息子は黙って下を向いてしまい、娘は「…どんな人?」と不安そうな顔。
その反応を見て、「早すぎたかな」と後悔もしました。
でも、そこで私が一番大切にしたのは、子どもたちの気持ちをとことん聞くことでした。
「新しいお父さんはいらない」
「ママが取られちゃうみたいで嫌だ」
出てくる不安や寂しさを、一つ一つ、否定せずに受け止めました。
「そうだよね、嫌だよね。ママも、あなたたちのことが一番大事だよ。それは絶対に変わらないからね」
そうやって、何度も何度も、子どもたちと話をしました。
彼が初めて家に遊びに来た日、子どもたちはガチガチに緊張していました。
でも、彼は焦らず、無理に距離を縮めようとせず、ただただ、子どもたちの好きなゲームの話や学校の話を、笑顔で聞いてくれました。
その誠実な姿に、子どもたちの心も、少しずつ解けていったように思います。
もし、今あなたが同じように悩んでいるなら、焦らないでください。
子どもは、親が真剣に自分たちのことを考えてくれているか、ちゃんと見ています。
誠実な気持ちは、きっと伝わります。
子育て中の親御さんをサポートする公的な情報サイトなどを見て、専門家の意見を参考にするのも、心の助けになるかもしれませんね。
“普通の家族”じゃなくていい。3人の子どもたちと、私たちが「新しい家族」になるまで
彼と私、そして3人の子どもたち。
私たちの「新しい家族」の形作りは、結婚してからが本当のスタートでした。
最初は、お互いに遠慮の塊。
私の息子と娘は、彼のことを「おじさん」。
彼の娘は、私のことを「つむぎさん」。
食卓に5人で座っていても、どこか他人行儀な空気が流れていました。
「血の繋がらない家族なんて、うまくいくはずないのかな…」
弱気になったことも、一度や二度ではありません。
でも、そんな時、いつも私を救ってくれたのは、夫の言葉でした。
「つむぎちゃん、焦らなくていいんだよ。俺たちは、俺たちのペースで、世界に一つだけの家族を作っていけばいいんだから」
その言葉に、どれだけ勇気をもらったか分かりません。
私たちは、いわゆる“普通の家族”の形に、自分たちを当てはめるのをやめました。
無理に「お父さん」「お母さん」と呼ばせようとしない。
それぞれの家庭のルールを尊重し、新しいルールはみんなで話し合って決める。
そして、何よりも「ありがとう」をたくさん言うこと。
「ご飯作ってくれてありがとう」
「学校の話、聞かせてくれてありがとう」
ささいなことでも、言葉にして伝え合うことを、家族のルールにしました。
3年経った今。
息子の反抗期に、夫が男同士として相談に乗ってくれたり。
彼の娘が、学校の悩みをこっそり私に打ち明けてくれたり。
私の娘が、新しいお姉ちゃんができたことを、友達に自慢していたり。
ゆっくり、ゆっくりと、でも確実に、私たちは「家族」になっていきました。
今では、休みの日に5人で出かけるのが、何よりの楽しみです。
血の繋がりなんて、関係ない。
お互いを思いやり、大切に想う気持ちがあれば、どんな形だって、温かい家族になれるんだと、私は胸を張って言えます。
【まとめ】バツイチ子持ちの私が掴んだ最高の幸せ。彼氏との結婚はゴールじゃなくスタートだった!

ここまで、私の長い長い物語にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
5年前、孤独と不安の中で泣いていた私に、今のこの状況を教えてあげたら、きっと信じないでしょう。
バツイチ子持ちの私が、最高の彼氏と出会い、結婚して、こんなにも幸せな毎日を送っているなんて。
私があなたにお伝えしたかった「3つの鍵」を、最後にもう一度、振り返らせてください。
- 鍵1:「どうせ私なんて」を卒業し、自分を愛する準備をすること。
- 鍵2:子どもの気持ちを最優先に考え、誠実に向き合うこと。
- 鍵3:“普通の家族”にこだわらず、自分たちだけの幸せの形を見つけること。
もし、今あなたが、過去の私と同じように、自分の幸せを諦めかけているのだとしたら、伝えたいです。
大丈夫、あなたは一人じゃない。
そして、あなたは、もっともっと幸せになっていいんです。
母親である前に、あなたは一人の素敵な女性なのだから。
新しい恋や結婚は、ゴールではありません。
それは、あなたとあなたの大切な子どもたちが、もっとたくさんの笑顔で毎日を過ごすための、新しいスタートです。
この記事が、あなたのその一歩を、そっと後押しできたなら、こんなに嬉しいことはありません。
あなたの未来が、愛と幸せに満ちた、温かいものでありますように。
心から、応援しています。