こんなお悩みありませんか?
「毎日、仕事と育児に追われて、自分のことなんて後回し…。」
「離婚してから、すっかり恋愛に臆病になってしまった。」
「新しい恋をしたい気持ちはあるけど、子どものことを考えると一歩が踏み出せない。」
「そもそも、子持ちの私を好きになってくれる人なんて、いるのかな…?」
はじめまして、つむぎと申します。
38歳、中学1年生の男の子と小学4年生の女の子を育てる、ごく普通のパート主婦です。
でも、ほんの数年前まで、私もあなたと全く同じように悩む、バツイチ子持ちのシングルマザーでした。
5年間のシングルマザー生活。
将来への漠然とした不安、消えない元夫への不信感、そして「母親」と「一人の女性」であることの狭間で、心はいつも揺れていました。
この記事では、そんな不安だらけだった私が、同じくバツイチで子持ちの今の夫と出会い、たくさんの壁を乗り越えて新しい家族のカタチを築くまでの実体験を、当時の気持ちそのままに、赤裸々にお話しします。
決して特別な話ではありません。
どこにでもいる、普通のシングルマザーの、普通の恋の物語です。
でも、この記事を読み終わる頃には、きっと「私にもできるかも!」と、あなたの背中をそっと押せるはず。
大丈夫。
あなたとあなたのお子さんの人生は、まだまだこれから、もっともっと輝かせることができますから。
「既婚男性とバツイチ子持ち女性の恋なんて…」諦めかけていた私が出会うまで

毎日が綱渡りだったシングルマザー時代。
恋愛なんて、自分には縁のない遠い世界の話だと思っていました。
「もう二度と恋なんてしない」と、固く心を閉ざしていた私が、どうやって重い腰を上げ、運命の出会いを引き寄せたのか。
ここでは、そのリアルな葛藤と、震えるような第一歩についてお話ししますね。
仕事と育児の両立でヘトヘト…恋愛なんて考える余裕もなかった日々
シングルマザーになってからの5年間、私は生活費を稼ぐために、歯科衛生士として正社員で働いていました。
毎日は、まさに戦場。
朝は5時半に起きて、朝食と子どもたちのお弁当、自分の身支度を猛スピードで済ませる。
子どもたちを保育園に送り届け、満員電車に揺られて職場へ。
日中は息つく暇もなく働き、終業のチャイムと同時にダッシュで保育園へお迎え。
家に帰れば、夕飯の支度、お風呂、宿題のチェック、寝かしつけ…。
子どもたちが寝静まった夜10時過ぎから、ようやく自分の時間…ではなく、残った洗濯物や洗い物との第二ラウンドが始まるのです。
ソファでうたた寝してしまい、ハッと気づけば深夜2時、なんてことも日常茶飯事でした。
「いつまでこんな生活が続くんだろう。」
「誰かに、ただ『お疲れ様』って言ってもらいたいな。」
「鏡に映る自分、ひどい顔…。最後に美容院に行ったの、いつだっけ?」
心も体も、すり減っていくのが分かりました。
「ママ、大好き!」と笑いかけてくれる子どもたちの笑顔が、唯一の救い。
でも、ふとした瞬間に襲ってくるんです。
言いようのない孤独感と、将来への不安が。
周りの友人たちが家族で休日を楽しんでいる姿をSNSで見るたびに、胸がチクリと痛みました。
「私だって、本当は…。」
そんな気持ちに蓋をして、「私には子どもたちがいれば十分」と自分に言い聞かせる日々。
恋愛なんて、考える余裕も、資格もない。
そう、本気で思っていました。
「私なんかが…」勇気を出して始めたマッチングアプリでの戸惑い
そんな私の考えを変えるきっかけをくれたのは、高校時代からの親友でした。
久しぶりにランチをしたある日、彼女が言ったんです。
「つむぎは、ママである前に、一人の女性なんだよ。」
「子どもたちのためにも、つむぎ自身が幸せでいることが一番大事なんじゃない?」
ハッとしました。
いつの間にか、「ママだから」という鎧で自分をガチガチに固めて、自分の気持ちを押し殺していたことに気づかされたんです。
「でも、出会いなんてないし…。」
そう呟く私に、彼女が勧めてくれたのが、マッチングアプリでした。
「え、アプリ?なんだか怖い…。」
正直、最初はものすごく抵抗がありました。
でも、彼女が「今はそれが普通だよ!身元確認もしっかりしてるし、同じような境遇の人もたくさんいるから」と背中を押してくれて。
その夜、子どもたちが寝た後、震える手でアプリをダウンロードしました。
プロフィール作成。これがまた、最大の難関でした。
「子どもがいること、正直に書くべき…?」
「離婚理由とか、どこまで書けばいいんだろう…。」
悩みに悩んで、私は正直に書くことにしました。
- 5年前に離婚したこと。
- 小学生の子どもが2人いて、親権は自分にあること。
- 子どもたちのことを何よりも大切に思っていること。
- だからこそ、お互いを尊重し、支え合えるパートナーと出会えたら嬉しいこと。
「こんなプロフィール、誰も見てくれないよね…。」
ネガティブな気持ちでいっぱいになりながら、登録ボタンをタップ。
最初の数日は、やっぱり怖くて、なかなか自分から「いいね」を押すことができませんでした。
でも、勇気を出して、少しずついろんな人のプロフィールを眺めているうちに、気づいたんです。
「私だけじゃないんだ」って。
私と同じように、離婚を経験し、子どもを育てながら、新しいパートナーを探している人が、たくさんいる。
その事実は、私に大きな勇気をくれました。
近年、マッチングアプリをはじめとする婚活サービスを通じて結婚する人の割合は増加傾向にあります。
リクルートブライダル総研の「婚活実態調査2023」によると、2022年に結婚した人のうち、婚活サービスを利用していた人は35.5%にものぼります。これは、出会いの形が多様化している現代において、アプリなどが当たり前の選択肢になっていることを示しています。
プロフィールで感じた誠実さ。バツイチ子持ち同士だからこそ分かち合えた想い
そんなある日、一つのプロフィールが目に留まりました。
それが、今の夫です。
年齢は、私と同じ。
職業は、IT関係の会社員。
そして、自己紹介文には、こう書かれていました。
「3年前に離婚し、小学生の娘と二人で暮らしています。」
「仕事と子育てに追われる毎日ですが、休日は娘と公園に行ったり、一緒に料理をしたりして過ごすのが楽しみです。」
「すぐにどうこうという訳ではなく、まずはお互いのことをゆっくり知っていけるような、誠実な関係を築けたらと思っています。」
派手さはないけれど、とても丁寧で、誠実な言葉たち。
特に、娘さんとの日常を大切にしている様子が伝わってきて、胸が温かくなりました。
何より、「バツイチで子持ち」という同じ境遇が、私の心を強く惹きつけました。
この人なら、私の気持ちを分かってくれるかもしれない。
勇気を出して、「いいね」を送りました。
すると、すぐに彼からも「いいね」が返ってきて、メッセージのやり取りが始まりました。
メッセージは、驚くほど自然で、心地よいものでした。
子育ての悩み、仕事との両立の難しさ、元パートナーとのこと…。
お互いの境遇が似ているからこそ、言葉にしなくても分かり合えることがたくさんありました。
そして、初めて会う日。
休日の昼間に、駅前のカフェで会う約束をしました。
緊張でガチガチの私に、彼は優しい笑顔でこう言ったんです。
「つむぎちゃん、今日は時間作ってくれてありがとう。お子さんたちは、大丈夫だった?」
その一言に、涙が出そうになりました。
私のことを「一人の女性」として見てくれながらも、「母親」である私の背景を、当たり前のように気遣ってくれた。
その優しさが、どれほど嬉しかったことか。
その日のカフェデートは、あっという間に時間が過ぎていきました。
彼は、私の話を本当に真剣に、楽しそうに聞いてくれました。
私がどれだけ子どもたちを愛しているか、仕事に誇りを持っているか。
そして、時々、どうしようもなく孤独を感じてしまうことも。
すべてを、彼は静かに受け止めてくれました。
「既婚男性とバツイチ子持ち女性」なんていう言葉で区切られるけれど、目の前にいる彼は、同じ痛みを経験し、同じように子どもの幸せを願い、それでも前を向いて歩こうとしている、一人の誠実な男性でした。
この人ともっと一緒にいたい。
心の底から、そう思えた瞬間でした。
「既婚男性とバツイチ子持ち女性」だから築ける!最高のパートナーシップと新しい家族のカタチ

彼と出会ってからが、本当のスタートでした。
特に、私たちのようなステップファミリー(子連れ再婚家庭)は、普通のカップルとは違う、乗り越えるべき壁がたくさんあります。
でも、一つひとつ、二人で、そして子どもたちと一緒に向き合っていく中で、私たちはただの「恋人」から、本当の「家族」になっていきました。
ここからは、私たちが築き上げた、ちょっとユニークで、でも最高に幸せな家族のカタチについて、具体的なエピソードを交えてお話ししますね。
一番の壁はやっぱり「子ども」。私たちが乗り越えた3つのステップ
お付き合いを始めて、一番に考えたのは、やはりお互いの子どものことでした。
私たちの恋愛が、子どもたちを傷つけるようなことがあっては絶対にいけない。
その想いは、二人とも同じでした。
だから、私たちは焦らず、子どもの心を最優先にすることを誓い合いました。
私たちが実践したのは、この3つのステップです。
ステップ3:最初は「短時間」「楽しい場所」で会う
いよいよ初めて会う日。私たちは、いきなり食事に行くのではなく、近所の大きな公園を選びました。
遊具で遊んだり、シャボン玉をしたり。
子どもたちが自由に過ごせる空間で、「ママの友だち」として、自然に交流する時間を作ったんです。
時間は、たったの1時間。「もっと遊びたい!」と子どもたちが思うくらいで切り上げるのがポイントです。
もちろん、これはあくまで私たちの場合です。
お子さんの年齢や性格によって、最適な方法は違うと思います。
大切なのは、大人のペースで物事を進めないこと。
子どもたちの小さな心の動きを、見逃さないであげること。
彼の娘さんと私の息子、娘が初めて会った日、最初はもじもじしていましたが、彼が持ってきてくれたバドミントンをきっかけに、すぐに打ち解けてくれました。
その光景を見た時、「ああ、この人となら、新しい家族になれるかもしれない」と、心から感じたのを今でも鮮明に覚えています。
ステップファミリーが家族として成熟していくプロセスは、専門家によっても研究されています。
家族療法家のパトリシア・ペイパーナウは、ステップファミリーが一体感を持つまでに数年かかる7つのステージを提唱しており、焦らず時間をかけることの重要性を示しています。
こうした専門的な知見も、私たちにとっては大きな支えとなりました。
子連れ再婚や養子縁組については、法務省のウェブサイトにも関連情報が掲載されていますので、法的な手続きなどに関心のある方は参考にされると良いでしょう。
“完璧なママ”じゃなくていい。チームで乗り越えるステップファミリーの日常
再婚して、5人家族としての新しい生活がスタートしました。
毎日が、新しい発見と、小さな事件(!)の連続です。
例えば、食卓での呼び方。
私の実子たちは、私のことを「ママ」と呼びます。
でも、彼の連れ子である娘さんは、私のことを「つむぎさん」と呼びます。
最初は少し寂しいような、不思議な気持ちになりました。
でも、夫が言ってくれたんです。
「無理に『ママ』って呼ばせなくていいんだよ。」
「つむぎちゃんが、彼女にとって信頼できる大切な大人になってくれれば、それで十分なんだ。」
その言葉に、スーッと心が軽くなりました。
そうだ、「完璧な母親」になろうとしなくていいんだ。
血の繋がりがあってもなくても、一人ひとりの気持ちに寄り添うことが、一番大切なんだと。
私たちは、家族を「一つのチーム」だと考えています。
だから、家事も育児も、できるだけ全員で分担します。
再婚する時に、二人でじっくり話し合って、いくつかのルールを決めました。
| 項目 | 我が家のルール |
|---|---|
| 家事分担 | 料理は私、洗い物やゴミ出しは夫。掃除は週末に全員で!子どもたちにもそれぞれ役割分担があります。(お風呂掃除、自分の部屋の片付けなど) |
| お金の管理 | 生活費は二人のお給料から決まった額を共有口座に入れ、そこから支出。お互いのお小遣いは自由。子どもの養育費は、それぞれが責任を持って管理しています。 |
| 子どもとの時間 | 月に一度は、夫と娘さん、私と実子たち、それぞれが「親子水いらず」で過ごす日を設けています。全員で過ごす時間と同じくらい、1対1の時間も大切にしています。 |
| 夫婦の時間 | どんなに忙しくても、子どもが寝た後に15分だけ、二人でお茶を飲みながら話す時間を作っています。今日の出来事や、ちょっとした愚痴を聞いてもらうだけで、心が満たされます。 |
もちろん、いつもこんなに上手くいくわけではありません。
思春期に差しかかった息子が反抗的な態度をとったり、姉妹喧嘩がヒートアップして家の中がめちゃくちゃになったり…。
そんな時は、夫と二人で頭を抱えます(笑)。
でも、一人じゃない。
「どうしようか」「こうしてみようか」と相談できるパートナーがいる。
その事実が、私にどれだけの安心感を与えてくれているか、分かりません。
離婚経験はハンデじゃない!「バツイチ子持ち」だからこそ得られる幸せのカタチ
「離婚」という経験は、私の心に大きな傷跡を残しました。
自分を責め、将来を悲観し、たくさん泣きました。
シングルマザーになった当初は、「バツイチ子持ち」ということが、とてつもないハンデのように感じていました。
でも、今は違います。
あの辛い経験があったからこそ、今の幸せがある。
心の底から、そう思えるんです。
- 人の痛みがわかる優しさ:
一度深く傷ついたからこそ、人の痛みに敏感になれました。夫が仕事で落ち込んでいる時、子どもたちが友達関係で悩んでいる時、その心にそっと寄り添えるのは、私自身がたくさん涙を流した経験があるからだと思います。 - 当たり前の日常への感謝:
家族みんなで食卓を囲むこと。子どもたちの「ただいま!」という声が聞こえること。隣で眠る夫の穏やかな寝息。シングルマザー時代に一人で戦っていた頃を思うと、この何気ない日常が、どれほど愛おしく、奇跡のようなものかを感じずにはいられません。 - 自分と子どもを諦めなかった強さ:
一番辛かった時期を、自分の力で乗り越えてきた。その事実は、私に大きな自信を与えてくれました。これからの人生でどんな困難があっても、この家族とならきっと乗り越えていける。そんな風に、強く思えるんです。
夫も同じです。
彼もまた、離婚という痛みを経験したからこそ、家族を、そして私を、心の底から大切にしてくれます。
私たちは、お互いの過去の傷も、弱さも、すべて知っています。
だからこそ、飾らない、ありのままの自分でいられる。
これ以上にない、最高のパートナーシップだと感じています。
まとめ:「既婚男性とバツイチ子持ち女性」のあなたへ。今日からできる、幸せへの小さな一歩

ここまで、私の長い長い体験談を読んでくださり、本当にありがとうございました。
今、この記事を読んでくださっているあなたは、もしかしたら、かつての私のように、たくさんの不安や迷いを抱えているかもしれません。
「私なんかに、新しい恋なんてできるはずがない」
「子どもに申し訳ない」
そんな風に、自分を責めてしまっているかもしれませんね。
でも、どうか忘れないでください。
あなたが今、不安でいっぱいなのは、それだけ真剣に、自分と、そして何より大切なお子さんの未来を考えている証拠です。
あなたは、本当に強くて、優しいお母さんです。
だから、焦らなくても大丈夫。
無理に「頑張ろう」としなくてもいいんです。
もし、ほんの少しだけ、前を向く元気が湧いてきたら。
今日からできる、ほんの小さな一歩を試してみませんか?
1.自分のために「5分」だけ時間を使う
子どもが寝た後、好きな香りのハーブティーを淹れてみる。お気に入りの音楽を1曲だけ聴く。ゆっくり湯船に浸かる。どんな些細なことでも構いません。まずは、「ママ」の役割から解放されて、自分自身を労ってあげる時間を作ってみてください。
2.信頼できる人に話を聞いてもらう
一人で抱え込まず、親友や家族に、今の気持ちを話してみませんか。「ただ、うんうん」と聞いてもらうだけで、心が軽くなることもあります。もし周りに話せる人がいなければ、自治体が運営するひとり親家庭支援センターなど、専門の相談窓口を利用するのも一つの手です。
3.新しい世界を、ほんの少しだけ覗いてみる
いきなり恋愛を始める必要はありません。まずは、今まで行ったことのないカフェに行ってみる、新しい趣味のオンラインレッスンを受けてみる、など。ほんの少しだけ、いつもの日常とは違う世界に触れてみることで、新しい発見や出会いが待っているかもしれません。
かつて「既婚男性とバツイチ子持ち女性」という言葉の響きに、勝手に壁を感じていた私ですが、今は違います。
私たちは、同じ痛みを知り、同じように子を愛する、最高のパートナーです。
あなたの人生は、あなたのものです。
そして、あなたが心から笑っていることが、お子さんにとっての一番の幸せなのですから。
この記事が、あなたの心を少しでも温め、明日への小さな希望に繋がったなら、これ以上に嬉しいことはありません。
あなたの幸せを、心から応援しています。